

今回は、50歳の独身男性がアーリーリタイアした場合の必要資金について考えてみました。
50歳、独身男性がアーリーリタイアしたら?
「まだ結婚できない男」っていうドラマ、面白いですねぇ。
ドラマを観ながら、「この人、クセがあるから、もし、仕事を辞めちゃってアーリーリタイアしたらどうなるかしら?」と考えちゃいました。(笑)
そこで、今回は、50歳の独身男性がアーリーリタイアした場合の必要最低限の金額を計算してみよう、と思います。
人生で最もお金がかかるのは、住まいにかかるお金、教育にかかるお金、老後にかかるお金の3つです。
ある程度の所得のある人であれば50歳で住宅ローンも完済しているだろう、と考え、住まいにかかるお金は考えません。
子どものいない独身男性と考えて、教育費も考えません。
心配なのは老後にかかるお金だけになりますので、生活費のみを中心に計算してみましょう。
50歳、独身男性のアーリーリタイアの必要資金は?
50歳男性の平均余命は32.74年(厚生労働省 平成30年 簡易生命表より)です。
ですが、ちょっと長めに35年とし、85歳までの生活費を計算してみましょう。
65歳を境に年金受給前と年金受給開始後に分けて計算します。
毎月の生活費を25万円で計算してみましょう。
50~65歳の15年間:毎月の生活費25万円×12ヶ月×15年間=4500万円
アーリーリタイアすると、定年退職まで勤める場合と比べて、公的年金額が減ってしまうというデメリットがあります。
納めてきた年金保険料にもよるので、なんとも言えませんが、大学卒業から50歳まで正規社員として、10万円台前半の金額程度でしょう。
当然、生活費としては不足しますので、毎月10万円を補填するとして計算してみます。
65~85歳の20年間:毎月の補填分10万円×12ヶ月×20年間=2400万円
つまり、合計すると、6900万円が必要となります。
50代、リタイア生活に入る前の注意点
ざっと計算して、6900万円が必要と算出しましたが、当然これで十分というわけではありません。
状況がちょっと変わってしまっただけで、必要な金額はさらに大きくなってしまいます。
2022年頃からは団塊の世代が順次後期高齢者となってくるため、年金をはじめとする社会保障制度の見直しは必須となってきます。
- もし、年金額が減ったら?
- もし、年金の受給開始年齢が遅くなったら?
リタイアまでに準備すべき金額はかなり大きくなります。
病院での医療費の支払い、税金や健康保険料、介護保険料の負担増による家計費のアップも考えられます。
次に円安による食品などの輸入品の値上がりです。
人口減少で経済の力も弱くなってくると円の力も弱くなりますから、円安に進むことも十分予想できます。
また、人口減少による人手不足での値上がりもありますね。
わずかずつの上昇でも積み重なっていくと、大きな負担になってきます。
日々の生活費の他に、車や家電の買い替え、趣味や旅行にかかるお金などもチェックしておきましょう。
住宅ローンが終わっているとしても、リフォームとなるとまとまったお金が必要ですし、独身であれば、身体の自由が利かなくなったときの住まいのことも自分で考えておかないといけません。
老人ホームに入居となると、持ち家の処分のことも考える必要があります。
50代の独身男性でも定年前のリタイアとなるとかなりのお金が必要だとわかりますね。
退職してしまった後に「足りないなぁ、ちょっと働こうかな。」と思っても、すでに50代ですから、以前の勤め先に比べると給料レベルは下がってしまいます。
リタイア前に、今一度、働き方について考えたり、資産の運用方法などについても考えてみましょう。
特に、お金に上手に働いてもらえば、理想のアーリーリタイア生活を手に入れることは可能ですよ。(^^)/
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