人生の三大出費を制して人生100年時代を乗り切る。(その3)
川淵FP川淵FP

今回は、お金持ちでも陥りやすい老後資金の問題について考えてみましょう。

資産を減らさないために。将来を見据えたマネープランを。

前回もお話ししましたが、お子さんの大学入学の前後というのは、多くのご家庭が老後資金作りや相続について真剣に考えていくべき時期になります。

まさに、住宅ローン・教育費・老後資金のトリプルパンチの時期になります。

ちょうどご主人様が50~60代の頃になるのではないでしょうか?

 

下手をすると、収入ダウンや親の介護といった問題も発生する時期です。

「お金がいくらあってもまだ足りない。」という状態になり、せっかくそれまで貯めた老後資金に手を付けてしまうご家庭もあります。

 

この時期に資産を減らさないためには、

  • 住まいにお金をかけすぎない。(多額の住宅ローンを利用しない。)
  • 子どもが小さいうちから教育費をかけすぎない。(習い事の絞り込み)
  • 子どもの大学費用を考えた資金作り。(目標金額を決めた運用)

を若いうちから心がけておくことです。

 

高額所得者の年金受給額は夫婦で平均どのくらいか?

老後までに十分な資産を作っておかないと、高所得者の方は年金生活とのギャップに悩むことになります。

現役時代にどんなに高給だったとしても、夫婦合わせた年金月額は多くても30万円程度です。(国民年金+厚生年金)

 

60代以降も経営者等で高給を受け取り続けるなら別ですが、贅沢な生活が身に付いたまま、年金だけに頼った生活は厳しいものになります。

十分に資産のある人も「人生の三大費用」に直面したとき、資産を減らさないような計画が必要です。

老後資金はいくら必要か?貯め方を考える

リタイア後に悠々自適な生活を送るというと、どんなイメージでしょうか。

ゴルフや海外旅行、豪華客船でのクルーズ、別荘での避暑。。。

まぁ、贅沢を言ったらキリがありませんが、まず考えていただきたいのは「住まい」です。

 

若いころに買った住まいであれば、リタイアした頃にはちょうど大規模な修繕が必要な時期になります。

他にも、配偶者に先立たれて一人になった場合、子どもと同居するのか、老人ホームに入居するのか、も考えておく必要があります。

 

「家は一生の買い物」と言いますが、人生100年の時代、住まいに大金を払うのは一度だけとは限りません。

リフォームや老人ホームの入居費用など馬鹿にはできない金額です。

 

老後の住まいについても機会をみて家族で話し合っておきましょう。

住まいの大きな出費を考えた後に、旅行や趣味、車の買い替え等のシミュレーションをしていきます。

 

老後といっても日々の生活費の他にも大きな出費があることがわかります。

老後資金の作り方も早い段階から考えておきましょう。

金利と時間を味方に付ければ怖いものではありません。