人生の三大出費を制して人生100年時代を乗り切る。(その2)
川淵FP川淵FP

今回は海外の大学進学について考えてみましょう。

住宅ローンに教育費の負担が加わってくると。。。

住宅ローンの負担だけだった生活も、お子さんの大学進学による教育費が大きくなってくると変わってきます。

また、この頃は、老後の資金作りやお子さんへの相続も本格的に検討しなくてはいけなくなります。

言われるままの学資保険加入をやめる、実家に頼らない教育資金作りを真剣に考えていきましょう。

海外大学進学の費用はいくら?

2020年の東京オリンピック以降は、日本のグローバル化も一気に進むと思われます。

すでに、子どもの習い事の一つとして「英語」が人気ですが、近い将来は日本ではなく海外の大学に進学を希望するお子さんが増えてくると思っています。

 

ある程度資産のあるご家庭でしたらやはりお子さんの希望は叶えてあげたいと思うでしょうが、海外への進学となると単なる期間留学とは違い、かなりの資金が必要です。

もちろん、国や学校の種類の違いや為替レートの状況などにより将来どのくらいの費用がかかってくるかは明言はできませんので、事前の準備や調査が重要になってきます。

 

アメリカの大学へ進学するケースを考えてみましょう。

アメリカの4年制大学への入学はかなりの語学力が必要となるため、大学に入学する前に、語学学校~コミュニティカレッジで学ぶケースが多いようです。

  • 語学学校は約150万円(5ヶ月間、ホームステイ代含む)
  • コミュニティカレッジが約500万円(2年間、住居費代含む)

その後、4年制大学の3年次に編入になりますが、アメリカの大学は日本の大学に比べて学費が非常に高額になります。

学費だけでも1年間で約350万円、他に生活費、教材費、渡航費等がかかります。

総額2,000万円~3,000万円は覚悟しておかないといけません。

大学の教育費が足りない!とならないための貯め方のポイント

「平成」という時代は、親の世代も余裕があって、教育資金贈与といった制度等を利用して教育資金を出してもらえる家庭もありましたが、「令和」の時代はどうでしょうか?

2022年以降は75歳以上の高齢者が激増してきます。

高齢者自身の医療費や税金の負担もますます増えてくるでしょうから、簡単に出してもらえなくなってくるでしょう。

 

ちょっと大変かな?と感じるようであれば、お子さんの小さい頃から次のポイントで家計の見直しをしてください。

  • 習い事の見直し(数を減らす、他の安い勉強方法(ネットの利用)を探す)
  • 住まいにかけるお金を減らす。(引越しや購入前なら計画見直し)

他にもママ友とのランチや海外旅行など「ちょっと贅沢してるかな?」と思うところからカットしていきましょう。

 

数千万円という資金を用意するわけですから、当然、利回りの悪い学資保険では保険料の負担が大変です。

為替レートの変動もありますから外貨建てで積み立てていくか、余裕があるようでしたら、まとまったお金で金利の良い商品に一括で10年ほど運用するなど、早めに準備することが大事です。

 

もし、お子さんが海外の大学に行かないことになっても、お子さんの結婚資金援助やマイホーム購入資金の援助、ご自身の高級有料老人ホームへの入居資金など、将来の使い道はいくらでもあります。