退職金の運用で失敗しないための知識
川淵FP川淵FP

将来のことを考えると退職金の運用には成功したいですよね。今回は退職金の運用についてのお話です。

<参考動画>

退職金の資産運用で失敗する理由

日本は現在、マイナス金利の状態で、日本国内で資産を増やそうと思ってもまず無理です。

また、「元本を減らしたくない。」という理由で、預貯金やら個人向け国債で運用しようと思っても、超低金利ですから、今後の値上がりや増税といった家計支出の増額に対応できなくなります。

 

こういった将来の値上がりに対応できないリスクを「インフレリスク」といいます。

超低金利が続く状態では、リスクのない運用方法などないことを肝に銘じておく必要があります。

そして、そんな状態の中でできあがる金融商品は、投資初心者には複雑で難解で失敗しやすいものとなります。

 

良い例が銀行が出している「退職者特別プラン」と言われるものです。

金利の高い円定期預金と投資信託を抱き合わせての商品になります。

しかも、円定期の期間はたったの3ヶ月です。

円定期の金利がどんなに高くても(年7%など)、3ヶ月が過ぎれば通常の超低金利(年0.002%など)になってしまいます。

 

例えば、1,000万円をこの退職者特別プランに預け入れた場合(500万円を円定期、500万円を投資信託でそれぞれ運用)で考えてみましょう。

円定期部分の3ヶ月分の利息は、500万円×7%×3ヶ月/12ヶ月 = 87,500円となります。

 

銀行側に立って考えてみましょう。

マイナス金利の日本で「年7%」の金利は現実的ではありません。

ですから、7%の期間を3ヶ月と短くしたり、投資信託側の手数料を高くして稼いでいくしかありません。

さきほどの円定期部分の利息87,500円などは、あっという間に吹き飛んでしまうかもしれません。

 

「退職者特別プラン」に限らず、高い金利の商品は、投資初心者にとっては難解で失敗しやすいものが多いです。

超低金利・マイナス金利の国で、資産を増やそうというのが難しい話なのです。

元本保証と元本確保の違い

「元本保証」と「元本確保」の違いがわかりますか?

 

「元本保証」とは、預け入れた元本が目減りしないことをいいます。

例えば、定期預金や普通預金などが代表的です。

 

「元本確保」とは、投資商品や保険商品で使われる用語です。

途中解約すると元本が目減りしてしまう期間があるものをいいます。

元本が守られる商品でも、保険やファンドの場合は途中解約で元本が目減りしてしまうことを理解しておきましょう。

 

退職金運用で「一時払い外貨建て保険」という商品が銀行を通してよく売れた時期がありました。

ですが、元本保証と元本確保の違いを理解できず、途中解約で損失を被ってしまったケースもあります。

また、外貨がどんなに金利が良くても、銀行等の販売会社に渡る手数料が大きく、それほど結果が出なかった、という話も聞きます。

 

外貨の商品を手数料の高い日本の金融機関で購入するのも失敗の理由のひとつになります。

為替リスクを無くして海外運用

外貨での運用は悪くはありませんが、日本の外貨建て商品で問題になったのは為替リスクがあることです。

解約時や満期時に、購入した時に比べて円高になっていると、元本割れとなる場合があります。

 

これは、受け取りの時に「円」に換金してしまうからです。

また、「円」に換金する際には「為替手数料」もかかりますので、これも運用結果に大きく影響します。

 

一時払いの外貨建て商品で、為替リスクで失敗してしまうと「外貨建ての運用はもうイヤだ!」と思ってしまいがちですが、為替リスクを回避する方法はあります

https://www.yuyu-life.biz/為替リスクの回避方法/

加入の際に、為替リスクが回避できる商品かどうかを確認して契約するようにしましょう。

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