ヘッジファンドという資産運用の戦略方法
川淵FP川淵FP

今回はヘッジファンドでの運用について考えてみましょう。

ヘッジファンドと投資信託の違い

マイナス金利に突入して久しいですが、資産家の方の中には「ヘッジファンド」に興味を持つ方もいらっしゃいます。

ヘッジファンドについて、ご説明します。

まず、「ファンド」と聞くと投資信託が思い浮かびますが、ヘッジファンドと投資信託は別物です。

 

一般的にファンドの募集は、金融機関を通して購入できる「公募」と、50人未満の少人数の投資家や適格機関投資家といわれる資産家に対してのみ募集する「私募」の二種類があります。

投資信託は「公募」と「私募」がありますが、ヘッジファンドは「私募」のみとなり公開されていないため、普通はなかなか手の届かないものとなっています。

富裕層だけのもの?ヘッジファンドは一般人は買えないの?

ヘッジファンドは10%を超える高利回りで、是非買ってみたいものですが、一口50万USD(約5,400万円)といったものを中心に一口100万USD(1億円超)といったものまであります。

探せば一口10万USD(約1,080万円)~で買えるものもありますが、適格機関投資家としての基準もあるため、それなりの資産家でないと購入できるものではありません。

こういった高額のヘッジファンドですから、せっかく購入しようと思うのであれば、日本の金融機関だけではなく、海外で探してみる方がいいでしょう。

 

なぜならヘッジファンドは市場が不況であっても絶対的に利益を出すことが目的のファンドだからです。

そのため、運用管理手数料が2%、利益に対して約20%もの成功報酬が徴収されるといった特徴があります。

一般的な投資信託は販売手数料を取りますが、ヘッジファンドは販売手数料ではなく成功報酬が大きいですから、運用する側も本気を出します。

 

当然、優秀なファンドマネージャーやアナリストなどを有している企業から買いたいものです。

ヘッジファンドはハイリスクのものもありますから、日本だけではなく、海外まで視野を広げてみてください。

ヘッジファンドが儲けを出す仕組み

ヘッジファンドは、相場の上げ下げに関係なく利益を出すことを目的としていますので、投資信託では認められていない空売りレバレッジをかけるといった手法もガンガン採用しています。

日経平均やNYダウ平均といった視点からの運用ではありません。

ですから、投資信託や株式等で値を下げてしまいマイナスとなってしまっても、ヘッジファンドによってそのマイナス分をカバーしてくれる可能性が十分あるのです。

 

ヘッジファンドの「ヘッジ」とは「回避」のことです。

資産運用の一つとして、ヘッジファンドを取り入れ、リスクを回避してはいかがでしょうか。